歯科コラム

インプラント治療ができない方でもザイゴマインプラントなら行える理由は

2016年09月9日 (金)

通常のインプラント治療が出来ない方でも、対応が可能と言われるザイゴマインプラント。では、ザイゴマインプラントにはどのような特徴があるのでしょうか。

ザイゴマインプラントとは?

ザイゴマインプラントとは?

今までのインプラント治療は、歯ぐきを切開し、顎骨、または歯槽骨にインプラントを埋め込んでいました。
しかしながら、骨量が不足していると、インプラントを入れるために、骨移植を行う必要があるなど、大きな負担がかかるものです。オールオン4インプラントの登場により、骨量が少なくてもインプラント治療が可能になりましたが、それでも、極端に骨量が少なすぎる場合には、治療が難しいケースもあるのが現状です。
そこで効果が発揮されるのが、ザイゴマインプラントです。ザイゴマインプラントはザイゴマと呼ばれる頬の骨にインプラントを埋め込みます。それにより、骨移植をすることなくインプラント治療が可能になるのです。
ザイゴマインプラントは、現代のインプラントシステムの礎を築いたスウェーデンの医学博士ブローネマルクが考案したコンセプトによって考案されました。その後、改良を重ね、現代に至る歴史ある治療法でもあります。
また、治療期間も即日にインプラントの埋め込みが出来ると言うこともあり、インプラントが骨と結合するのを待つ必要がない点も大きなメリットといえます。かつては、インプラントを埋め込み、骨と結合するまでの3~6ヵ月、安静にして待つ必要がありました。このような期間がない点は大きな特徴といえるでしょう。しかしながら、この治療法は従来よりも長いインプラントを使用し、お口の奥深くに埋め込むことから、高い技術力が必要とされており、まだまだ限られた歯科医院でしか導入が進んでいないのが現状です。治療を行える歯科医院も今後は増えていくと思われますので、動向を見守りましょう。

ザイゴマインプラントの治療法

ザイゴマインプラントは適用症例が多いといわれていますが、通常のインプラントと比較してどのような違いがあるのでしょうか?
まず、第一にインプラントの長さです。 長さのあるインプラントを上顎臼歯部、または口蓋側寄りから入れ、上顎洞を貫通させ、頬骨に埋め込むのです。埋め込んだ後のレントゲン写真を見てみると、インプラントが奥深く、頬にまで届いているのが確認できます。顎の骨よりも固くて丈夫といわれる頬の骨に埋め込むことで、しっかりとインプラントを固定することが出来、骨量が少なくインプラント治療を諦めていた方への治療が可能になるのです。顎の骨は様々な要因により、骨量が減っていくことは多いですが、頬の骨が減ることはほとんどないため、この治療が有効と言われています。ザイゴマインプラントによって骨とインプラントが結合する期間を待つ必要がないため、治療期間を短くすることが可能なのです。
埋め込みには高い技術が必要になるため、限られた医師しか行えないのが現状です。また、インプラントの位置がやや舌側にくるため、お口の中で違和感がある方もいるかもしれません。治療費は通常のインプラントより高額になるため、歯科医師と相談した上で、治療計画を決めていくことが大切です。

どんなケースで使われているの?

どんなケースで使われているの?

実際の適用ケースとしては、上の前歯が動揺して前に出てきてしまっており、ものを噛むことが出来ない状態を改善するために使用されることがあります。
通常であれば、顎骨にインプラントを埋め込み、被せ物をしていきます。しかしながら、このケースでは、骨が非常に薄く、インプラントを固定するには、不十分な状況でした。そこで、ザイゴマインプラントを使用して、奥深くにある頬骨にインプラントを埋めこむ治療法が取られたのです。左右に2本のザイゴマインプラントを埋め込んだ場合には、レントゲン写真では、長いインプラントが頬に入っている状態がよくわかります。
インプラント治療が難しく、諦めていた患者様にも、適応出来るとあって、通常のインプラント治療以上に喜ばれる方が多くいらっしゃいます。
その他には、片側のみ歯が残っているケースにおいて、噛み合わせのバランスが悪くなっている場合にも、使用されています。
ものを噛んだ際、片側ばかりに力が加わり負担がかかることで、歪みが生じてしまうのです。そうなると、いざ入れ歯を入れようとなったときに、粘膜の吸着を得ることが難しくなり、安定した装着が出来なくなります。特に上の入れ歯では維持が出来ずに落ちてきてしまうこともあります。
インプラントによって入れ歯の安定を目指すことになりますが、このような場合、骨量も少なくなっているケースも頻繁に見られます。骨移植も含め、どの治療法が最適か、歯科医師のカウンセリングを受け、検査を行うことで明確になります。その結果、骨の厚みの確保が難しい部分にはザイゴマインプラントを適用し治療を進めていくことも出来るのです。

まとめ

ザイゴマインプラントは顎骨や歯槽骨に埋め込む、通常のインプラントとは異なるものです。奥深く頬骨に埋め込むことにより、骨量が不足しており、治療が出来なかった症例にも対応が可能になりました。骨移植手術を行うと体にも負担がかかるため、治療を諦める要因の1つとなっていました。
画期的なザイゴマインプラント治療ですが、埋め込む位置が顎骨の奥深くになることから、高い技術力を必要とします。日本ではまだ、治療が出来る歯科医師が少ないのが現状ですが、今後の普及に伴い、取り扱う歯科医院も増えてくるでしょう。
実際に使われているケースとしては、埋め込む位置の骨が薄く、十分にインプラント固定できない場合に、ザイゴマインプラントを適用します。抜歯をしてしまうと、どうしてもその部分から、骨が薄くなっていきます。片側だけ歯が残っているケースでは、咬み合わせのバランスが崩れやすくなります。通常は骨移植で骨の薄さを補いますが、ザイゴマインプラントでは骨移植の必要がなく、インプラントも固定できることから、大きなメリットとなるのです。実際にザイゴマインプラント治療が適しているかは、歯科医師のチェックや検査をもとに判断するため、カウンセリングを行いながら治療法を決めていくようにしましょう。

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